シドニー滞在記#5 臆病者の初ナンパ
今日は起きたのが遅かったので学校には行かずに10:30頃に家を出て。最寄駅のモールに向かった。
このモールはザ・外国って感じでイオンモールが4つくらい入る大きさで、同じような店が無数にあります。
ここに来た目的は列記とした初ナンパです。道聞くだけでフェードアウト卒業です!
道聞くだけなら何の緊張もなくどこでも堂々と誰にでも聞けますが
ナンパは別
周りの人が気になりできない
良さげな子を何人も見送った
これはナンパ師ならほぼ誰もが必ず通る道
いわゆる地蔵である。
道聞くだけなら地蔵しないのに、
しかし、今日はモールの中心地(野外)に出店があり、おばさんまみれで良さげなターゲットが中々みつからない。
こういうナンパできない時に限ってターゲットが多く、ナンパするぞと意気込んで行くとターゲットが少ない。
これもあるあるではないだろうか?
ぶらぶら散策してターゲットを探す
道聞くだけなら周りの人なんて気にしない
恥ずかしくない。
だが、女にアプローチするとなると急に周りの目線が気になる、恥ずかしい。
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そして、初ナンパのお相手は
ベンチに一人で座っている綺麗な白人。
ナイトウィッシュのアネッテみたいな顔だ
(勿論全盛期のころ)
ベンチに座っていた彼女の周りに人はいなかった
だから行けたのだ
最初に道を聞いて その後、
「today is very hot , and you are hot too.」
と、ギャグをかますが彼女は無表情。
自信の無い小さな声になっていたので、相手に伝わっていなかったのかも
その後「Can you give me a phone number?」
といった。
ツッコミどころ満載なのでこの件には何も触れないでおくが
彼女は3秒ほど沈黙したのち
「No」と言った。
こんなクソみたいなナンパ、普通はNoというのが当たり前だがこの美人は3秒も考えてくれたのである。実に驚くべき事である。
俺は「Thank you 」と行って立ち去ると、
「It's alright.」と言った。
失敗しても励まされた気持ちになった。何も悪い気がしなかった。
恐らくそれは夢にまで見た白人に初めてアプローチしたからだし
自分には勇気があると思えたからだ
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その後、モール中心地に突っ立ってターゲットを待っていると黒いおっさんが俺に話しかけて来た。
彼は俺の顔を見て「オーラがある」と言った
俺は怪しい物を買わせる商売人だと思ってガンシカしようかと思ったが暇なので話に付き合ってやった。
彼は「次の月にあなたにとてもいいことが3つある。その内一つは女の事だ。」と言った
そして、「過去に一人の女が俺を苦しませた」とも言った。
まぁ俺を苦しませた馬鹿女は一人どころか
100人くらいいるけどねww
まぁ、こいつの話はだいたい合ってるよ
次の月、つまり3月というのも合点が行く
俺がこれから鬼のように街に出る努力を続ければ3月頃にはコミュ障を治し、ついに夢の白人娘を抱けるだろう。
彼はインド人で人相鑑定士らしい。
人相鑑定とか三国志に出てくる曹操の「乱世の奸雄」の話くらいしか思い当たらないが
そういった中国の文化はインド発祥なので
このおっさんは本物の鑑定士かもしれない
いずれにせよ、見ず知らずの他人が根拠の無い自信をくれたのであるw
ありがとう
ヨガファイアのおっさん
俺もインドの女の子は大大好物だよww
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その後、人通りで声かけを何度か試み躊躇った。
しかし、昼間のシドニーは本当に暑い
ターゲットも少ないので一旦帰宅した。
時は14:00、17:00に再出撃するつもりだ。
ホームステイ先に夕食を作り置きして貰う
モールは昨日と違い今日は21:30まで営業している。
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モールに再出撃した訳だが人が少なくなっていた。高校生たちは集団なのでとてもいけるメンタルがない。
だが、今日は人生で初めて憧れの白人にアプローチした日
簡単に諦めるわけにはいかない。
そこで昨日クリッピーな恥をかいた。ハイドパークへ向かうことにした
シドニーは昼は暑いが夕方は涼しいので女の子もたくさんいると踏んだのと
もし、ハイドパークが駄目でもシティ中心地なので、人気の少ない路地でナンパしようかと思ったからだ
ハイドパークへ行くためにはセントラル駅で乗り換える必要がある
セントラル駅からハイドパークの駅に行くプラットフォームは人っ気が殆ど無かった
そして女が一人階段を上がって俺の隣に座って来た
女は長身の白人でそばかすがある髪は茶色
長身以外は平均的な白人だ。
周りに人は一人もいなかった
「hi」
「how are you」
と女に話しかけた
女はイギリスからワーホリで来ているらしい
そのまま女と3分ほどトークした
!!!!
さらっと書いてるがコミュ障どこいった!!
どうやら俺は周り人がいないと話せるらしい
ただの臆病者である
結局女は彼氏を理由に断って来た。
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ハイドパークは人が多く臆病な俺は話しかけられない
ハイドパークをあとにしてシティの路地を探しに行く
ハイドパークの隣がシティ中心地だ
ハイドパークの玄関口でかなりの美人にシティの中心地はどこかを聞いた
今までだったら道を聞くことすらできなかったレベルの女だった
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シティはどこも人混みで臆病な俺はナンパができない
このまま帰るのは嫌だったので
適当に金髪の美人に話しかけた
美人とはいっても高校生くらいの女だ
ガンシカされた
ガンシカされっぱなしでは俺のプライドが許さない。「ハイドパークはどこだ」と聞いた
すると金髪はハイドパークの方向を指差した
俺はこれ以上この女に話すのをやめた
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もう帰る時間なので帰った。
今日の結果は
ナンパと呼べるもののみの計算で
3声かけ
0バンゲ
今日という一日は正に
非モテからナンパを始めた人なら必ず通る
登竜門といえるかも知れない
長時間外出してこの声かけ数だからだ
だがおれにとってはいい一日だった
何故なら
・周りの人が気になりナンパできない
・周りの人が気になり話せない
という弱点が判明したからだ
自分の中に住む臆病者との戦いが始まった
正式にシドニーナンパが始まったのである。
※写真はイギリス人と話した人気のないプラットフォーム